【知っておけばよかった】大地震への備え わが身を守るために知っておきたい心構え
阪神淡路大震災から24年。
この地震を直接知らない世代が増えてしまった。
「まさかこんな事になるなんて知らなかった…」だけで命を落としたくないですよね。
なのでこの日を改めて過去の災害から、自分を守る知恵や備えなど、大丈夫なのか考えて、いざという時に助かる方法を知っておきましょう。
- 2018年の災害 何があった?
- 大停電ブラックアウトとは?
- 北海道胆振東部地震 あの時いったいなにが起きた?
- 東京でブラックアウトが起きたらどうなる?
- ブラックアウトに備えて用意したいもの
- 今後起きるといわれている、首都直下型地震の被害想定は?
- その他どんな影響があるか?
- 考察
2018年の災害 何があった?
そもそも去年*1は災害が多い年になった。
この年の今年の漢字には「災」が選ばれる年であった。
きっとこの先、あらゆる災害を想定しないといけない時代だと、きっとだれもが感じているのではないだろうか?
特に震度7を観測した、北海道胆振東部地震ではブラックアウトという誰もが経験したことのない事態がおきた。
大停電ブラックアウトとは?
全域で電力が一瞬のうちに失われることである。
北海道での地震では電力が完全に喪失し、大停電となった。
「町中が真っ暗」が現実のものになってしまい「こんなことがあるのか」と驚かれた方もいらっしゃるとおもいます。
東日本大震災のときでさえもこのブラックアウトは発生しなかったのに。
そんなブラックアウトですが、私たちが住むこの首都圏でも起きる可能性があるといわれています。
そこで、もし首都圏でブラックアウトが起きてしまったら、どんなことがおきてしまうのか?それに備えて何を用意するべきなのかまとめていきたい。
北海道胆振東部地震 あの時いったいなにが起きた?
当時の状況 北海道にいた人の例
「深夜の3時過ぎ、自宅でブラックアウト、停電が起きました。備えとしてライトだったり、防災ラジオは家においていました。ただ今になって後悔しているのが、置いた場所が悪く、棚の奥のほうにしまっていて、家が真っ暗になったときに探すのに手間になった。」
なので備えているという人でも、手に取りやすい場所に置いておく、家族全員がその場所を把握しておくということが大事であるとおっしゃっていました。
東京でブラックアウトが起きたらどうなる?
北海道よりも人口が密集している首都圏で、もしブラックアウトが起きたらどんな問題が発生するのか。
例えば、これまでに実際にあったのが、信号機が停電してしまうことによって交通事故がおきてしまった。これはある程度、想定ができますよね。
ですが、このほかに注意しなくてはいけない問題が3つあると専門家はおっしゃっています。
一つ目はろうそくでの火災です。
停電すると、お仏壇にあるろうそくなどで灯りをとることがあり、余震などで倒れてしまうと火事になってしまう。
二つ目はタワーマンションなどに住んでいるひとはエレベーターが使えなくなるので、行き来するのが大変になる。ガスや水道が止まっていると20階、30階などに住んでいる人は毎日、水などを運ばなくてはいけなくなり、高齢者であると無理である。
避難所で生活をしようとしても、建物が壊れた人を受け入れるので精一杯で、インフラ災害といわれる、停電やガス水道が使えない事によって避難所に行くって人は地域によっては受け入れられない可能性がある。
三つ目はブラックアウトが起きたあと、電力が回復するとき注意が必要です。
その復電の時に起こる代表的なものに、通電火災というものがあります。
例えばコンセントにつないでいたヒーターが地震の時にじゅうたんの上に倒れてしまい、そのまま通電の際にヒーターが熱をもって火災が発生してしまうことがある。
- ろうそく火災
- タワーマンションでのインフラ災害
- 通電火災
まとめるとこの3つだが
この三つ目の通電火災に関しては停電しているときはそのことで頭がいっぱいになってしまい、復電したときのことまで考えられなくなってしまうので、今知っておくことが大事です。
ブラックアウトに備えて用意したいもの
それでは、これらのことを踏まえてブラックアウトが起きたときに備えて用意しておきたい4つのものを紹介します。
- 一つ目はろうそく火災を防ぐためのLEDライトです。
ブラックアウトした後に買おうと思っても、まず手に入らないです。それとできれば家族全員分のLEDライトを用意していただきたいです。
一個しかないと、誰かが部屋から移動するときに持ち出してしまうと部屋が真っ暗になってしまいますよね。
手回し式のLEDライトもあるので、電池式でないものを用意して電池切れでつかないって事態を防ぎましょう。 - 二つ目は、いま住んでいる家の隣近所の普段からのコミュニケーションが必要です。
強いて言えば、タワーマンションに住んでるひとは、上の階や下の階に住んでいる人
一軒家の人はその地域などで住んでいる人々とのコミュニケーションを大事にしましょう。あんまり知らないって人多いとおもいます。
なぜかというとやはり災害が起きた時、今は元気でも、ケガをしてしまうかもしれないですよね。その時に助け合う人のことを知っていることは大事になります。 - 三つ目は通電火災を防ぐための感震ブレーカーです。
これは何かというと、地震が起きた時に一番大元のお家のブレーカーを自動的に落としてくれる装置です。
でもそんな装置つけるのにお金かかるんじゃないかとか難しいんじゃないかと思う方いらっしゃいますよね。
ですけど、ロフトや東急ハンズなどで二千円くらいで売っているんです。
取り付け方もとても簡単ですので必ず取り付けておいてほしいものです。 - 四つ目はスマホとモバイルバッテリーです。
今は電話をかけるだけでなく色んなことに使えますよね。現代の命綱といっても過言ではないと思います。
困ったときになんでも調べられますし、懐中電灯としても使うことができます。
なのでスマホだけでなくモバイルバッテリーも容量が大きいものを用意しておくといいでしょう。
今後起きるといわれている、首都直下型地震の被害想定は?
もし地震が起きたとしてブラックアウトが起きなかったとしても、およそ一都三県を中心に、半分の世帯で停電が起きるといわれています。
復旧には少なくとも一週間程度はかかるようです。
その他どんな影響があるか?
タワーマンションに住んでいる人はたとえ水が断水していなかったとしても、その水は電力をつかって汲み上げているので、自分のところでは使えなくなってしまいます
それから意外と盲点なのは、電動シャッターがある家だと電気が無くなったときに動けないので、自転車だったり、車を出せないことになるので注意しましょう。
考察
自分の生活を考えてみてください、ほぼ全てのことを電力に頼っていると思いませんか?
その思い浮かんだものを自分でリストアップして、ひとつひとつ備えや、心の準備をした方が良いとおもいます。
*1:2019年現在の記事です